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番外編 2

前回の番外編が意外に?好評だったので、調子に乗って第二弾をお送ります。

私の趣味は“海外一人旅”です。
異国の地で人や自然に触れてリフレッシュします。
遺跡を巡るのも大好きです。

今回は大自然とキレイな海が印象的だったチュニジアを紹介します。

チュニジアの場所ってピンと来ますか?
ほとんどの方がNoだと思いますが、アフリカの北端です。
北は地中海に面していて、ヨーロッパの人がバカンスにやってきます。
南にはサハラ砂漠が広がっていて、南北で大きく表情の異なる国です。

この国に、往復の航空券を握りしめ、大きめのリュックを背負って乗り込みました。
4年前の夏のことです。
仕事を調整して行ったので、帰りの飛行機には絶対に乗らないといけませんでしたが、
それ以外は何も決めずに、漠然と「サハラ砂漠見たいなぁ~」なんて思っていました。

現地では何人かのガイドと交渉して旅を進めていきましたが、
最も印象的だったのが、この人。
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写真を見てもらえば、コメントは要らないのではないでしょうか。。。

交渉にあたって、当然向こうは金額を吹っかけてきますが、どうしたってこちらが弱いのです。
車がなければどこにも行けないうえに、私には帰りの飛行機に乗るという時間的な制約があります。
結果、車を一人でチャーターすることもありましたが、限られた時間のなかで旅をするには
ある程度の出費は仕方ないと考えて交渉していきました。


砂漠の近くの街では、現地の遊牧民族ベドウィンをガイドに雇って素晴らしい体験をしました。
ラクダの背中に乗ってサハラ砂漠を進み、砂漠のなかにテントを張って泊るのです。
ベドウィンのガイドがクスクス料理をふるまってくれて、満天の星空を眺めました。
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日の出も壮観でした。
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旅の最後には首都チュニスの近くのシティブサイドに足を延ばしました。
青と白が眩しい、地中海に面する街でした。
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時々こんな息抜きをして、心身ともに充電しています。




ヘーベルハウス多摩支店HPです。このブログのほか様々な情報が載っています。
是非一度ご覧下さい。

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by sekou-kanri | 2010-05-30 13:59

KY

初夏の陽気が続きます。
つい1ヶ月前に雪が降った日があったなんて想像もできませんね。

さて、“KY”=「空気読めない」
今となっては広く認知される言葉になりました。
年配の方もごく自然に使っているようです。

しかし「空気読めない」なんて言いはじめるもっと前から、
工事現場には“KY”があるのをご存知ですか?

現場での“KY”=「危険予知」です。
これからの作業や現場状況で起こり得る「危険」を「予知」して、事故や怪我を未然に防ごうとする活動です。

なかでも危険を伴う鉄骨組立工事での“KY”を紹介します。
鉄骨組立をイメージしてください。
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鉄骨は重いので重機(レッカー車・クレーン車)を現場に設置します。
そして鉄骨を運んできたトラックから鉄骨を吊り上げて現場に運び込みます。
すると現場の作業員の人達が荷を受けて組み立てます。
重機などは大きいので敷地に収まらずに道路に出てしまうことも多々あります。
この場合は、ガードマンが歩行者や車の交通整理をします。

このようにたくさんの職種が関連する作業では、全員が「危険」を共有して
万が一の際にどうするのかを確認しておく必要があります。

鉄骨組立工事では「四者KY」を実施しています。
四者とは、「重機を操作する人」「トラックの荷台で鉄骨にワイヤーをかける人」「現場で組み立てる人」
「ガードマン」で、作業前に全員で危険予知をします。
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一日の作業内容を説明して、各自の役割を決めます。
全員が共有できる合図を決めて、トラックの待機場所の確認などを行うこともあります。
さらに歩行者やご近隣の方などの第三者への配慮も盛り込みます。
最悪の事態も想定して、もしも吊り上げた荷が崩れたらどうするか?なども検討事項となります。

工事現場で労働災害。
怪我をする本人も大変ですが、そこにこれから何十年も住まわれるお客様の気持ちを考えれば、
絶対に事故を起こすわけにはいきません。
危険を予知して全員で共有する。
事故や怪我と隣り合わせの現場作業には欠かせない活動です。
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by sekou-kanri | 2010-05-23 00:43

アース

洗濯機や電子レンジなどは、コンセント接続と同時にアース接続もしていますよね。
f0228863_812575.jpg緑の線を剥いて、ドライバーで締め込んで。。。
今回はアースについてお伝えします。

アース、または接地とも呼ばれますが、なぜ必要かご存知ですか?
簡単に言えば、感電しないため。
機器に溜まった電気を大地に逃がしてあげるためです。
わずかでも帯電した機器を、濡れた手などで触ると人間に電気が流れます。
これを防ぐために、アースを接続して電気を大地に逃がしているのです。


では、コンセントにドライバーで締め込んだアースがどのような経路で地面に到達しているのかを紹介しましょう。
コンセントから配線をさかのぼっていきます。
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コンセントを固定するための下地はこんな状態です。
この四角いプレートにコンセントを固定して線を繋ぎます。
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赤い被覆のなかに100Ⅴの電気を流す線とアース線が入っています。
黒と白の線が電気を流す線、緑色がアース線です。
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赤い線の反対側は分電盤に接続されています。
分電盤が設置される位置にはたくさんの配線が集まってきていますね。
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仕上がるとこんな状態になって、たくさんある緑色のアース線が全て接続されます。
そしてこの先が地面を目指して配線されていくのです。
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壁のなかを外に向かって進みます。
いろんな線がありますが、アース線はやはり緑色の線です。
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外壁を貫通して出てきた緑色のアース線は、接地棒に接続されて地面に突き刺さります。
(接地棒の写真を撮りたかったのですが、、、ちょうどよい工程がありませんでした。。。)

身近にあるアース。
このように配線経路をたどっていくと意外に興味深くありませんか?
あなたの家のどこかにも接地棒が突き刺さってますよ。
北側のジメジメしがちなところに。
今度アースを接続するときに思い出してみてください。
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by sekou-kanri | 2010-05-16 08:59

補修とは・・・

「補修」
あまり良い響きの言葉ではありませんよね。
何か悪いことをごまかすようなニュアンスがあると思います。
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しかし現実には、建築現場では必ず補修が行わています。
キズを補修することもありますが、
切断面を塗装したり、作業する上でどうしても出来てしまう隙間を埋めるなど、
必ずしも失敗を隠す目的だけではありません。

今回はこの「補修屋さん」にスポットを当てます。
かねてより、現場で働く職人さんを紹介したいと考えていましたが、
どうしても最初に紹介したいのが「補修屋さん」でした。

なぜなら、地味だからです。
しかしながら上述の通り、現場には欠かせません。
そして誰でも出来るかと言えば、当然NO。
繊細な技術が要求されます。
さらに最も特筆すべきことは、作業対象が他人の仕事の後始末ということです。
f0228863_1472134.jpg自分で一からモノ作りをする職種ではなく、
他人の仕事に輝きを持たせる人達なのです。

道具を見るだけでもその繊細さが伝わってきますよね。
いろんな色を調合して現場にピッタリの色を作っていきます。
右の写真は木材の補修材です。
油脂でできていて、ハンダで溶かして使用します。
使い込んでいるのを感じてもらえると思います。

最後に私がお世話になっている「補修屋さん」を紹介します。
富塚さんです。
f0228863_14141516.jpg写真を撮らせてもらうのに一苦労でした。笑
マスクを着けているのが自分らしいとの事この写真です。
多少の照れもあったのでしょう。。。

このような補修屋さんが今日もどこかの現場で色合わせをしています。
これからもよろしくお願いします。
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by sekou-kanri | 2010-05-09 14:34

日々努力です

5月になってやっと春らしい空気を感じられるようになりました。
風の薫る、とても気持ちのよい季節です。

今回は、工事監理者と工事店との関係についてお話しします。

住宅を建築するには、中心となる工事店があります。
〇〇工務店とか、△△建設というのはよく目にしますよね。

この工事店とは定期的に打ち合わせを行っています。
工事現場の工程、現場で発覚した不具合の改善、お金の問題、等々で内容は多岐に渡ります。
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そんななかでも私が重要だと感じていて実行しているのが、
現場で働く職人さんも含めての話し合いです。
職方会などと呼ばれることが多いようです。

目的は、施工する人全員の意志を同じ方向に向けること。
みんなで話し合い、こちらからの要望も加味して、
お住まいになるお客様に満足していただけるように努力しています。

工事現場では、どうしても現場サイドの都合が優先されがちなのですが、
まず考えなければいけないのは、そこにお住まいになるお客様の顔です。
我々の施工を信頼してご契約いただいたお客様の期待に沿う工事を行わなければなりません。

このためには、「言い続けること・やり続けること」が大切だと思っています。
文章で書くのは易いものの、実行はとても難しいですね。
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今回の職方会では、全員で話し合いの時間を多く取りました。
グループに分かれて、同じテーマで話しあい、発表をしました。

少しでも現場を改善するために、一つでも多くお客様の笑顔を見られるように、
普段は口下手な職人さんが発表している姿はとても刺激になります。
私も自分に出来ることを一つずつ実行しようと改めて決意しました。

工事現場には、多くの人が施工にやってきます。
職種も様々なうえ、初めて会う職人さん同士が一緒に仕事をすることもあります。
ときには混乱することもあります。
しかし、もうすぐお住まいになるお客様の顔が自分の仕事の先に見えていれば、
自然と同じ方向を向いていくのではないでしょうか。

この取りまとめ役(仕向け役)が工事店であり、工事監理者であると考えています。
「皆で同じ目標に向かって作業する現場」を実現すべく日々努力しています。
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by sekou-kanri | 2010-05-02 12:03